フィリピンでは、「何を知っているか」よりも「誰を知っているか」が重要です。そのため、職探しや仕事の斡旋をサポートするための情報が豊富にあります。
おすすめなのは、すでにフィリピン国内にいる人物を頼りにする、地元の新聞の求人欄を見る、求人情報サイトをフル活用する、です。そこで、皆さんにぴったりの仕事を見つけるのに役立つ情報・アドバイスをここに集めてみました。
オンライン求人情報サイト
フィリピンの求人情報サイトは数多くあり、履歴書をアップロードしたり、直接興味のあるポストに応募することができます。サイトは全て英語での閲覧が可能ですが、まれに違う言語で書かれているものもあります。人気の高いものをいくつかご紹介します:
トラバホドットコム‐ 無料で登録ができて、プロフィールの作成も可能です。登録なしでも求人情報を見ることができます。広告業やIT関連から、教員の仕事まで多くの分野を網羅しています。このサイトはやや複雑に構成されていて、検索ツールの使い勝手が良いとは言えませんが、かなりの数の求人が掲載されています。また、「キャリアガイド」のページも設けられていて、仕事の探し方や、応募の仕方、面接時のコツなどの記事も多く盛り込まれています。
ベストジョブズ‐ 履歴書のアップロード、数千件にものぼる求人情報の検索が可能です。フィリピンの大手企業の検索もできます。便利な検索エンジンが搭載されていて職業分類別、地域別で求人情報が見られます。
ジョブオープニングズ– 数千件の求人情報が掲載されています。検索機能も充実していて、操作も簡単です。登録して自分の条件に合った求人情報をeメールで受け取ることができます。また、サイトから直接応募することができます。
求人広告
フィリピンに行ってみれば、労働市場がどんな感じか、どんな職種の需要が高いか、標準的な給料の金額などが求人広告から簡単に知ることができます。フィリピンで人気の高い新聞には、ほぼ求人広告欄があります。また、ホテルや欧米スタイルのカフェ、バーは、たいてい自由に読むことのできる新聞が一つ二つ置いています。人気が高いのは:「マニラ・ブリテン」、「フィリピン・デイリー・インクワイアラー」、「デイリートリビューン」、「マニラタイムズ」などです。こういった新聞のホームページをチェックしてみるのも良いでしょう。紙面には掲載されていない求人情報があるかもしれません。
個人的なつながりや職業フェアを利用する
フィリピンでは仕事関連の知り合いや、家族、友人を経由して仕事を斡旋してもらうことが多いです。そのため、フィリピンに来る前に知り合いを作っておくのも良いでしょう。特に在比外国人のオンラインフォーラムに参加して知り合いを作ることをおすすめします。他にもフィリピンの国内各地で行われている様々な職業フェアやイベントに参加するという方法もあります。参加料はたいていかかりませんし、様々な企業の情報を集めながら、人的ネットワークを作ることができます。