シンガポールでの仕事の探し方:8ステップ

シンガポールは、税金・生活費が安く、温かく友好的に迎え入れてくれることで知られています。また、アジアの中枢としても有名で、鉄壁の安全性と快適さは知らない人はいないでしょう。多くの人がこの都会に暮らし、働きたいと夢に見ます。

幸運にも、シンガポールの求人市場は安定した成長を見せています。工業系の求人が増え、外国人や現地でのスタートアップ企業の設立も大きく増加しています。シンガポールで外国人が仕事を見つけることは十分に可能です。では、何から始めれば良いでしょう?

シンガポールへの送金?それともシンガポールから送金?TransferWise(トランスファーワイズ)なら銀行と比べて8倍お得

送金の前にひとこと

銀行や資金移動業者は多くの場合、為替レートを隠れみのに大きく儲けを取っています。つまり、国際送金の際、知らぬ間に余計に支払っているということになります。

けれどもTransferWiseは違います。TransferWiseを利用すれば、銀行経由で海外へ送金するより8倍お得に送ることができます。

TransferWiseは、できるだけ簡単に、可能な限りお安く、国際送金を行うための新たな方法を提供します。銀行水準の安全性を保ち、国外で暮らす人や、世界を旅する人、国際的なビジネスを営む人にとって、より優れた、より安価な、そして、より公正なシステムの構築に努めています。金融サービスは、公正かつ透明、シンプルであるべきで、顧客重視でなされるべきです。決して銀行の利益のために行われるべきではありません。

送金者にとって、不利な為替レートは苦痛でしかありません。だからこそTransferWiseでは、GoogleやXE、Reutersなどで目にするような正規の為替レートでの送金が可能です。送金手数料もお手頃で(一番低くて0.35%)、銀行よりもスピーディーに送金が完了します。

TransferWiseでは、優れた新技術により世界中の現地銀行口座に接続できるため、高額な為替手数料がかかりません。無料でアカウントを作ることができ、月額の会費などもありません。また、受取人がTransferWiseのユーザーでなくても利用が可能で、必要なのは、送金先となる銀行口座が、受取人の住む国にあることです。

詳しくは、TransferWiseでの送金の仕方(ハイパーリンク)をご覧になり、試してみてください。

では、本題に戻ります。

ここでは、シンガポールで仕事を探すための8つのステップをご紹介します。

1.シンガポールで働くための資格を確認する。

求人情報検索をする前に、まずは自分がシンガポールで働くことができるか確認することをおすすめします。技能資格によって入国許可のタイプが異なります。シンガポール労働省では、オンライン自己査定ツール、SmArTを設けており、入国許可が下りるかの評価を行うことができます。

ただ、SmArTの査定はあくまでも目安なので、必ずしも入局を保証するものではないことを覚えておきましょう。入国許可の上限や個人の経歴などの要素は、オンライン査定では考慮されないためです。また、適正な仕事があること、必要貢献を満たした賃金をもらうことができなければ、就労ビザの申請ができないことも覚えておいてください。つまり、シンガポールの就労ビザの申請は、一番最後の段階に行うということです。

2.成長産業を選ぶ

シンガポールは数多くの市場を抱えていますが、中でも特に力のある産業があります。シンガポールは古くから金融の専門家、特に会計検査と有価証券に従事する人たちを迎え入れてきました。

従来通り金融系求人市場が強い中、急成長中の新興産業もあります。そのため、IT関連、デジタルマーケターやコンプライアンススペシャリストの求人が急増しています。テック系、eコマース分野での需要も高く、UI/UXデザイナーや、ホスピタリティ産業、サービス業、観光業、コンピューターサイエンス関連の雇用が増加しています。その他、タレントマネジメントや人材・リーダーシップ開発などが、現在シンガポールで伸びている業種です。

3.一般的な雇用慣習を理解する

シンガポールで働き始める前に、一般的な雇用慣習が自分のライフスタイルに合うかどうか見直してみるのも良いでしょう。

賃金や、技術訓練、有給、休日、労働時間、契約など様々な点について、雇用情報に関する総合リストを打ち出しています。シンガポールでの労働の実態を理解してもらうためのものです。

4.オンラインでリサーチする

シンガポールの求人情報を探すにはオンラインがおすすめです。オンラインならリサーチに役立つ情報を数多く見つけられます。ここで紹介するのは、シンガポールで仕事を探す人が最も利用する最大手の

サイトです。

Best Jobs(ベストジョブズ)は、多くの産業からの求人情報を網羅しています。

Monster(モンスター)には、シンガポールの各マーケットの情報が掲載されています。

Jobs.com.sg(ジョブズドットコム.sg)には複数のサイトの求人情報を見つけるための検索エンジンが搭載されています。

efinancialCareers(eファイナンシャルキャリアズ)では、シンガポール最大のファイナンス系の求人情報を紹介しています。

Jobs Central(ジョブズセントラル)には、各種産業の求人情報が掲載されています。Job Street(ジョブストリート) では、個人のプロフィールの作成、履歴書等の掲載が可能なので、雇用者側から見つけてもらえる可能性もあります。

5.職業紹介業者に会いに行く

オンラインでほとんどの求人を見つけることはできますが、シンガポールでの職探しでは、職業紹介業者を頼ることでも数多くのメリットがあります。採用担当者が履歴書やカバーレター、面接の準備などのサポートを行ってくれます。また、志望する企業の歴史や文化など、その業界や企業についての理解を深めるためのアドバイスなどももらうことができます。

自分のスキルや対象の産業に合う業者を自分で探して選ぶことも大切ですが、シンガポール市内では次の業者が信頼を得ています。

3C Synergy(3Cシナジー):建設業、石油・ガス事業

Aegis(イージス):工業系求人

American Association Career Resource Center(アメリカン・アソシエーション・キャリア・リソース・センター) :在シンガポール外国人の職探しのサポートをしてくれます。

Career Hub Consultants(キャリア・ハブ・コンサルタント):ファイナンス、テック系、エンジニアリング、科学系、ホスピタリティ産業の求人

Spencer Stuart(スペンサー・スチュアート):幅広い業種の求人を掲載

6.さまざまな人と会う

どこであろうと職探しの際、人脈作りはとても大切です。もちろんシンガポールでもそうです。職探し中にシンガポールを訪れる機会があるなら次のグループに参加してみるのも良いでしょう:

Startup Grind Singapore(スタートアップ・グラインド・シンガポール):シンガポールの活気に満ちたスタートアップ企業のコミュニティです。

The Hub(ザ・ハブ):交流会や就職活動のコツや求人雇用に関する記事が掲載されています。

TiE Singapore(TiE シンガポール):意欲ある起業家や指導官に合うことができます。

Meetup(ミートアップ):このサイトに掲載されている数多くのビジネス、プロフェッショナルが集っています。

シンガポールに来ることができないとしても、人脈を作るのは良いことでしょう。LinkedInで様々な職種の人達とつながりを持ちましょう。ブログかツイッターのどちらからでも、シンガポールでの仕事を得られる可能性があります。

7.就労ビザの申請を行う

仕事の採用が決まっても、それで終わりではありません。シンガポールの就労ビザの申請が必要になります。

幸運にも、シンガポールは多文化都市として、多くの在シンガポール外国人が暮らしていますし、概ねビザを求める外国人にも寛容です。就労ビザを取得するには、仕事先が決まっていること、登録手数料を支払うこと、そして申請書を提出することが必要です。オンラインでの申請も可能で、わずか7日で処理は済みます。

申請の前に、どのタイプのビザが自分に合っているか知っておくことが大切です。一般的なビザのタイプは以下のようになります。

最低3,300シンガポールドル(SGD、約27万円)以上の収入がある職業につく人が対象の、雇用パス

シンガポールでビジネスを始める予定の起業家が対象の入国パス

たいていの外国人労働者を対象とした最も一般的なS パスで、月額最低2,200SGD(約18万円)の収入の中堅層の労働者であること、そして、必要審査に合格している人が条件です。

8.引越しの準備

ビザやお金の両替などの手配が整ったら、シンガポールへ行く準備はばっちりです。安全かつ、温かく迎え入れられる環境を自負する多文化の中枢地であるシンガポールは、他のアジア諸国よりもなじみやすいでしょう。大多数の人々が英語を話しますし、(素晴らしい)食事スポットが数多くあります。家探しもニューヨークやロンドンなどのビジネスの中心地ほど大変ではありません。シンガポールでの生活に関する情報は、Living In Singapore(リビング・イン・シンガポール)のexpat blogs(ハイパーリンク)をご覧ください。在シンガポール外国人ブログの数々が掲載されています。